3期目出馬表明(平成30年9月)

平成30年9月14日   平成30年第3回定例会一般質問

(舟橋秀和議員からの質問の後、山下しずおの答弁に出馬表明があります)

(質問)2期8年の市政の総括について   ◆舟橋秀和議員

おはようございます。議長のお許しを得ましたので、さきに通告してあります質問項目2項目にわたりまして質問させていただきます。

質問に入る前に、台風21号及び北海道胆振地方を震源とする地震により、亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げるとともに、被災された方々が一刻も早くもとの生活に戻られることをお祈りいたします。

さて、山下市長の2期目の任期満了まで、あと半年を切りました。先日には、市長選挙への出馬表明をされた方もお見えなるところですが、山下市長は今のところ、特に市長選挙に対して態度を表明しておられません。今後の小牧市政についても気になるところでありますので、質問項目1  2期8年の市政の総括について お伺いいたします。

 

山下市長は「改革と創造の市政」を掲げて、平成23年2月に市長に就任されました。

以来7年半余り、右肩上がりの成長を前提とした行政運営から脱却し、人口減少社会の到来、少子高齢化の進展を踏まえ、限りある行政の経営資源を無駄なく最適に配分し、効果的・効率的で持続性が高い自治体経営を目指すとして、総合計画を見直し、行政改革を進めるとともに、未来を展望した市政運営に全力を注いでこられました。

そして、まさに今、わが国は人口減少という未曾有の時代に突入し、社会状況が大きな変化を余儀なくされる激動の真っ只中にあります。山下市長は、社会の変化に遅れをとることなく、新たに生じてくる課題に向き合いながら、市政を進められてきたところです。

これからは、「地方分権」言いかえれば「地域主権」の時代であり、国や県にお任せではなく、地方自治体みずからが主体性を発揮し、知恵を絞り、地域の課題に積極的かつ果敢に立ち向かおうと努力してこられた山下市政に対して、一定の評価をしているところであります。

 

山下市政のこれまでを振り返って見ますと、1期目のマニフェストで掲げた公約の実現に向けて新しい施策を実行に移す一方、右肩上がりを前提とした総合計画の見直しに着手され、「自治体経営改革戦略会議」などの議論を経て、平成26年3月、本市の重点課題の解決と行政改革を一体で推進する、市の新しい最上位計画として「第6次小牧市総合計画 新基本計画」を策定し、以後、3つの都市ヴィジョンと4つの戦略、また、自治体経営を含む7つの分野別計画によって市政を運営されました。

山下市長は3つの都市ヴィジョンを「子育て」「元気」「支えあい」のキーワードで表されていますが、「子育て」関連では、地域全体で子どもの夢への挑戦を応援し、子どもを軸につながるまちを目指し、平成27年5月に「こども夢・チャレンジ№1都市宣言」を行い、その理念に基づき「地域こども子育て条例」を制定されました。様々な競技のトップアスリートを“夢先生”として市内全小学校に派遣する「夢の教室」、教育環境に恵まれないために学習意欲があっても学力の定着が十分進んでいない中学生を対象とした「駒来塾」、海外へとグローバルな視野を育てる「海外留学奨学金」、進学への経済的な支援である「ひとり親家庭等支援事業」など、まさに、教育やスポーツ、文化、体験学習など多岐にわたる分野で、子ども達の創造性や豊かな心を育み、将来の可能性を広げることができる魅力ある事業を実施され、子ども達の夢を応援してこられました。

「元気」につながる「元気創造都市」の実現では、高齢者をはじめ市民の健康づくりや生きがい活動を積極的に支援するとともに、プレミアム商品券事業による中小商業者の支援や、「小牧市企業新展開支援プログラム」を策定して産業振興に力を注ぎ、産業立地促進補助金を活用した新たな工業立地はこれまでに31件と大きな成果を上げ、また、更なる産業力強化に向けて重要な役割を担う「こまき新産業振興センター」が来年4月に開設される予定であり、今後さらに、本市の経済・雇用・財政の強固な基盤が確立されていくことが期待されるところであります。

「支え合い」につながる「支え合い共生都市」の実現では、現在6小学校区に設立した地域協議会の取組みや、小牧市医師会との協働による「在宅医療サポートセンター」の開設のほか、昨年10月には、市民の支え合い活動に対してポイントを付与し、市内限定商品券で還元する「こまき支え合いいきいきポイント制度」をスタートさせたところです。また、今年7月には、小牧市、岩倉市、大口町、扶桑町の2市2町において共同で設置・運営を行う「尾張北部権利擁護支援センター」が開設されました。これらの施策を通じて、住み慣れた地域の中で、高齢者や障がい者が安心して暮らすことができる体制の整備を進めています。

 

その他、各分野の取組みにおいても、山下市政が「安全・安心・快適な市民生活の向上」に大きな成果を上げてこられた施策が数多くあります。

まず、安全安心なまちづくりに対しては、防犯カメラの設置促進や、市民参加型防災訓練の実施などによって、防犯・防災体制の強化を進められました。また、市民相談総合案内“相談ほっとなび”やDV女性相談ダイヤルを開設するなど、市民に寄り添う相談体制の整備にも力をそそいでいただいております。

健康・福祉に関することでは、おたふく・水ぼうそうワクチンの無料化を皮切りに、大人の風疹予防接種費用の全額助成、高齢者肺炎球菌ワクチンの助成拡大や、女性の乳がん健診の拡大を行い、高齢者サロンを推進し、市民病院にはドクターカーを導入しました。

教育・子育てでは、県下でいち早く小中学校のエアコンを整備したほか、保育園・児童クラブの預かり時間の延長や学年の拡大、待機児童解消に向けて新たな保育所の整備も積極的に推進し、さらに、この9月1日には、ラピオ内に子育て世代包括支援センターをオープンし、妊娠期から子育て期まで切れ目のない子育て支援を行うワンストップ相談窓口の体制も整えられたところです。

交通については、こまき巡回バスを大幅に拡充し、約1時間に1本を実現しました。さらに、間内➖岩倉間の新規バス路線を開設するとともに、田縣神社前駅の駅前整備や味岡駅・小牧原駅のバリアフリー化も進められました。

また、市民生活に密接に関わるごみの問題については、分別の簡素化と再資源化に熱心に取り組まれ、リサイクル率は県下ナンバー1になったとのことです。

さらに、小牧山をはじめ市内の地域資源の魅力向上と積極的な情報発信を行い、「こまき信長夢夜会」などを開催して新たな賑わいを創出するとともに、新しい時代にふさわしい小牧の文化を創る「こまき市民文化財団」も立ち上げられました。

行政改革に関しては、特に、平成27年の市政60周年の節目の年に、市民参加と自治の推進を図るため、「自治基本条例」を制定されたことは誠に意義深いものであったと思います。また、児童館など公共施設の開館日拡大や市役所の休日窓口の開設、さらにマイナンバーカードを使ったコンビニ交付など行政サービスの向上にも積極的に取り組まれてきました。この10月からは篠岡支所において国保や後期高齢者医療、国民年金、子ども医療、児童手当の受付業務も開始されます。

 

山下市政の主要な成果について、このように振り返ってみますと、山下市長による7年半の市政は、まさに小牧市の様々な課題の解決に向けて、走り続けた7年半であったと、改めて認識を強くする次第であります。

2期の中で、山下市政の実行力、その実績は高く評価されるべきものと思います。

 

一方で、今後も引き続き最大限の努力が必要な施策もあるところです。

特に、新図書館の建設、ラピオの再構築をはじめとする小牧駅周辺整備については、長年の懸案となっています。

新図書館の建設については、平成27年10月に実施された住民投票後、一旦立ち止まってゼロベースからの検討とされ、市民の各界各層からなる新小牧市立図書館建設審議会における17回にわたる丁寧な議論を経て、候補地の建設費の比較検討なども行った上で、「駅西A街区への新築が望ましいとの意見が多数であった」との答申でありました。この答申を受け、改めてA街区への建設が決定されました。現在、ワークショップなどでの市民の意見を反映した設計が進められていますが、中高生をはじめ多くの市民が待ち望んでいる声も聞いていますので、平成32年度末の供用開始に向け、引き続き市民の声を聴きながら、着実に進めていただきたいと思います。

また、先日「子育て世代包括支援センター」が先行オープンしました「(仮称)こども未来館」の整備につきましても、市民への丁寧な説明の上で、進めていただきたいと思います。再開発ビルラピオは、現在2階3階4階にかけての市有床に空きがあり、既存テナントの営業継続に悪影響を及ぼす懸念もあるため、できる限り早期に公共施設の整備を進める必要があります。

そして、新図書館と、(仮称)こども未来館と、同時期に整備を計画されている小牧駅西駅前広場などの整備を行う中で、これらが相乗効果を発揮することで、永らく進んでこなかった「魅力」と「賑わい」のある中心市街地の活性化についても期待するところであります。

幸いにして、小牧市の財政運営は極めて健全な状況で推移しております。また、新図書館建設に向けて「図書館建設基金」も積んできており、(仮称)こども未来館の整備に向けても基金の積み増しがされている状況であります。小牧市は将来世代にツケを先送りしていない自治体であり、新図書館と(仮称)こども未来館の整備を行っても、そうした健全財政が揺るがないことをしっかりと市民に説明し、市民の理解を得ながら、実現に向けて着実に進めていただかなくてはならないと思います。

 

この他にも、防犯・交通安全対策や高齢化への対応、支え合いの推進など、まだまだ多くの重要な課題が山積しています。

先行き不透明で、なおかつ世の中の変化のスピードが非常に早く、市政の舵取りがとても難しい時代です。こうした中で、時代の変化に遅れることなく、これからも小牧市の未来をしっかりと見据えて、力強いリーダーシップを発揮してこられた山下市長には、引き続き大きな期待が寄せられているものと思います。

平成26年に策定しました新基本計画も、今年度で計画期間が終了となります。

現在、次期計画となる「小牧市まちづくり推進計画」の策定が始まったところですが、人口減少社会の到来、不透明な社会情勢といった激動の時代を迎え、山下市長には、次期計画においても小牧市の抱える課題の解決に向けてしっかりと推進していただき、そして、全ての市民が笑顔で将来に夢と希望を持つことができる明るい小牧市にするために、引き続き小牧市政の舵取り役を務めなくてはならないと思います。

 

そこで、お尋ねをします。

 

(1)これまでの山下市政の総括について

平成23年2月に市長に就任されて以来、2期8年が経とうとしております。山下市長は就任以来「改革と創造の市政」を旗印に、そして2期目にはさらに「チャレンジする市政」を加え、市政を運営されてきましたが、振り返って、市政全般について御自身でどのように評価・総括されるのか、お答えください。

(2)今後の市政への取組み、決意について

いよいよ本市も人口が減少する局面に入り、まさに先行き不透明な時代に移ってきました。時代の大きな転換期にある今、今後の市政にどのように取り組んでいかれるのか、山下市長の決意についてお伺いしたいと思います。

以上、この2点についてお尋ねしたいと思います。

 

 

 

(答 弁)  小 牧 市 長      山 下 し ず お  

 

これまでの市政運営の総括と、今後の市政運営に対する決意について、お尋ねをいただきました。一括してお答え申し上げます。

 

私は、平成23年2月に市長に就任して以来、一貫して「改革と創造の市政」を掲げ、小牧市政の様々な改革と新たな施策展開に全力を注ぎ、スピード感を持って実行してまいりました。

世界に先駆けて超高齢社会を迎え、人口や税収などが毎年増える右肩上がりの時代から右肩下がりの時代へと突入し、日本の社会全体が大きく変らざるを得ない先行き不透明な激動の時代にあっては、各自治体が主体性を持ち、様々な課題の解決に向けて知恵を絞り、創意工夫を行い、失敗を恐れず果敢に挑戦していくことが不可欠であり、小牧市も積極果敢に“チャレンジする”市政運営に努めてきたところであります。

 

平成26年に策定した第6次小牧市総合計画新基本計画では、これまでの右肩上がりの前提や施策群を羅列しただけの総花的計画を見直し、ヴィジョンを実現するための戦略や優先して取り組むべき施策を明らかにし、成果指標により限られた経営資源の比重配分が可能となる計画へと改めるとともに、施策推進と行政改革とを表裏一体として推進する計画とし、3つの都市ヴィジョンと4つの戦略、自治体経営を含む7つの分野別計画によって市政運営を行うこととしました。この総合計画の考え方の転換自体が一つの大きな改革の試みでありました。

計画に基づいてこれまで実施してきた施策につきましては、先ほど舟橋議員より主なものをご紹介いただいたところでありますが、子どもの貧困対策や、高齢化に対応した地域力の向上をはじめ、小中学校へのエアコン整備やリサイクル率の向上など、時代の流れをいち早く捉え、全国や県内の自治体に先駆けて各種施策に取り組んできたところであります。

 

行政改革については、行政の限りある経営資源を無駄なく最適に配分することはもとより、市民や民間との協働によるまちづくりを推進し、官民全体で市民に真に必要なサービスを維持、向上させ、将来にわたり持続可能な行政経営、自治体経営を行うことを目指してきました。

市民参加と協働によるまちづくりを進めるため、自治基本条例の制定や地域協議会の創設、協働提案事業化制度の実施及び推進などを図る一方、マイナンバーカードによるコンビニ交付や市民課窓口の休日開庁、及び支所取扱業務の拡充など、行政サービスの向上にも取り組んできたところです。

さらに、管理職の縮小による組織のスリム化や、全国初めての例となった周辺市町との合同による電力の共同入札などを実施して行政コストの縮減を図るとともに、新たな財源確保についても積極的に取り組んできました。例えば、「こまき応援寄附金」いわゆる「ふるさと納税制度」にいち早く取り組み、県内では数少ない”黒字”を維持しています。

こうした行革努力と計画的な行財政運営に努めてきた結果、小牧市は、高齢化に対応した福祉サービスの充実をはじめ、巡回バスの大幅な拡充や、子育て支援の強化、都市計画税の税率引き下げなど、新たに様々な施策を実施しているにもかかわらず、財政については市長就任以来、基金残高を維持し、市債残高は大きく減少させるなど、全国有数の健全財政を一層強固なものとしているところです。舟橋議員からもご紹介がありました通り、小牧市の将来負担比率はマイナスであり、将来の世代に全くツケを先送りしていない財政を堅持しています。

 

私は、リーダーとは、自らが全体の責任を負う覚悟を持って、保身に走らず批判を恐れず迎合せず、全体の利益のために、確固たる信念に基づいて行動することが求められるものと心得ております。

私は、2期8年、市民から負託を頂いた市政のリーダーたらんと、私なりに誠心誠意、責任を持って、全力で職務にあたってまいりました。

市の全体を考え、来るべき将来を見据え、そして誠実に市民と向き合いながら、より良い小牧市となるよう知恵を絞り、努力を傾けてまいりました。また、従来の枠組みや考え方に捉われることなく、失敗や批判を恐れず挑戦し、変えるべきところはブレることなく信念を持って大胆に改革するよう努め、「改革と創造の市政」、「チャレンジする市政」を実行してまいりました。

その結果、私が、1期目と2期目それぞれのマニフェストに公約として掲げた諸施策につきましては、現在までに、ほぼ全ての項目で事業化あるいは着手しており、一定の市政の前進ができたものと考えております。

「こども夢・チャレンジNo. 1都市」「元気創造都市」「支え合い共生都市」の実現に向け、さらには、市民共通の最終目標である「小牧市民憲章」に掲げる理想の小牧市の実現に向けて、一歩一歩着実に進んでいるものと確信しています。

こうして市政を前進させることができましたのも、ひとえに市民の皆様や市議会をはじめ各界の皆様のご支援の賜物であり、深く感謝と御礼を申し上げます。また、私と一緒に力を合わせながら市政を進めてくれました職員の皆さんにも感謝をしております。

 

 

しかしながら、施策の中には、着手したもののまだまだこれからというものや、新基本計画において設置した指標などで目標に到達せず引き続き改善を要するもの、そして、新たに生じた課題や市民ニーズなど、まだまだ、課題は山積しております。

舟橋議員よりご指摘のありました、小牧駅前の再整備、中心市街地の活性化もそうした課題の1つです。

財政について懸念する一部の声にしっかりと説明し理解を求めることについては議員のおっしゃる通り、また私も先ほど申し上げましたが、小牧市は健全財政を誇り、計画的な行財政運営を行っており、新図書館等の整備についても基金等を計画的に積んできており、このことで財政に問題を生じることはありません。その上で、誤解を恐れず申し上げるならば、市が貯金を積み上げるだけで市民を幸せにすることはできないのであって、市長の責務は、健全財政を保ちつつも、まちの課題をしっかりと解決していくことにあります。そして、小牧市がより良いまちとなり、住みたいまち、市民が住み続けたいと思うまちにしていくことこそが、ある意味、市政の責任者として究極の目標であると言っても過言ではないと思います。

小牧駅前の新図書館とラピオこども未来館の整備は、駅前再開発の長年の懸案を解消し、まちの魅力と活力を高め、住みたい・住み続けたいまちへの大きな歩みとなるものと確信しています。

その他にも、この2期8年の市政の中で、「子育て」「元気」「支え合い」の3つのキーワードを中心に、幅広い分野で、多くの種を蒔き、芽が出てきています。その芽をしっかりと根付かせ、大きく育てていくためには、今市政の進んでいる道を決して後戻りさせることなく、しっかりと前に進めていかなくてはならないと、強く想いを新たにしているところであります。

 

そこで、市民の皆様のご理解とご支援がいただけるのであれば、引き続き、小牧市のかじ取り役として、初心を忘れず、「改革と創造の市政」を前進させ、「すべての市民の皆様が笑顔で暮らせる、魅力と活力あふれる夢ある小牧市の実現」に向けて、責任を持って、誠心誠意、全力を傾注してまいる決意でございます。

 

 

さて、改めて2期8年を振り返って見ますと、まさに激動の日々でありました。

右肩上がりの成長を前提とした行政運営からの方向転換を果たした1期目、小牧市の目指すべき都市ヴィジョンによって市政を前進させた2期目、そして次の期は、その都市ヴィジョンの実現に向け、大きく小牧市を飛躍させる4年間とする所存であります。

日本に本格的な人口減少・少子高齢社会が到来する中で、今後、本市も人口減少と高齢化の速度が加速化することが懸念され、リニア中央新幹線や東海環状自動車道の整備に伴い、産業や地域経済にも大きな変革の波がおとずれるかもしれません。現在、第6次小牧市総合計画新基本計画の後継計画として、「小牧市まちづくり推進計画」の策定に入っておりますが、このような環境変化をしっかりと捉えながら、小牧市が進むべき道をしっかりと示していかなければと思うところであります。

 

本市のブランドコンセプトは、天下統一を夢みた織田信長が城を築いた小牧山の史実に基づき、「夢・チャレンジ 始まりの地 小牧」としております。

昭和30年代、小牧山を削らなくては市役所を立てることもできないほど貧しかった小牧市は、それでも、将来に夢を描き、全国に先駆けて工場誘致条例を制定し、まちづくりに投資して、現在の、全国に誇る豊かな小牧市の基礎を築きました。

そうした先人のチャレンジ精神を振り返る時、これからの人口減少の時代に立ち向かうべく、こどもたちの教育や子育てへの投資をはじめ、若い世代や子育て世代に選ばれる、魅力と活力あふれる小牧の実現に向けて、今こそ小牧市の未来への新たなチャレンジが必要な時だと思います。

 

こどもや障がい者、高齢者といった社会的に弱い立場の方々をはじめ、すべての市民の皆様が、笑顔で将来に夢を描き挑戦できる小牧市を創造していくため、今後とも誠心誠意、最大限の努力を尽くしてまいる所存であります。

そして、市民の皆様が一層の愛着と誇りを持って「小牧市に住んで良かった」「これからも小牧市に住み続けたい」と思っていただけるよう、さらには、市外の方々にも「小牧に住んでみたい」と思っていただけるよう、引き続き小牧市政の運営に全力を傾注してまいりますので、市議会をはじめ市民の皆様方の格別のご理解とご支援を心からお願い申し上げます。

 

 

◆舟橋秀和議員

大変力強い、そして先行き不透明な時代に希望を抱くことのできる御回答をいただきました。これからの小牧市のかじ取り役を引き続き責任を持って務めていくとの決意表明であったと思います。社会の有りようが大きく変化する中で、国や県からの指示を待った市政運営では、地方消滅が起きるといわれているこれからの時代を乗り越えることはできません。山下市長はこれまで様々な施策を打ってこられましたが、それでもまだまだ小牧市が解決すべき課題は山積しております。先ほど山下市長は2期8年を、種をまき、芽が出て成長し始めた、そして3期目はそれを成長させて太い幹にすると述べられました。振り返って見ますと、議会とも議論を重ねながら、市政を進められてきたことが思い出されます。小牧市民病院の立て替え、新図書館の建設など、かねてからの懸案事項も進んでいるところです。30歳代で市長に就任し、若さを活かして斬新で様々な施策を打ち出した山下市長も、40歳代の働き盛りに入り、成熟した市政運営が期待されるところです。多くの市民の理解を得て、支持を得るということが、やはり信頼を得るということにつながるので、より多くの方に山下市政、山下市長が実施してきたこと、実施しようとすることを理解してもらうよう、引き続き丁寧な市営運営を続けていただくようお願いします。

最後になりますが、本当に山下市長でよかったといってもらえるよう、15万市民の声を聴きながら、細心かつ大胆に市政の舵を取り、「小牧に住んでよかった」「これからも小牧に住み続けたい」と実感の持てる小牧市とすることが、市長としての使命であり、責任であります。議会としましても、二元代表制の一翼として、徹底して住民の声を真摯に聞き、市長と積極的に議論し、より一層住民の福祉向上に資するよう、是々非々主義を貫かなければと思うところであります。

本日は、大変力強い決意を語っていただけました。お互いに市民の最大幸福のために尽力をするということで、私の質問項目1に対する質問を終了いたします。