2010/04/10
名古屋空港からのJAL撤退問題について
4月3日(土)付夕刊等で新聞各社から報道がありました表題の件について、地元としては皆さん大変心配しておられることと思います。
翌日以降の報道の通り、今回の件は、JAL再建に絡んで東京で出ている話で、愛知県としては全く寝耳に水の話であり、到底受け入れられないものです。
そもそも、3月末までは、名古屋空港についてはJALの再建に伴う不採算路線整理の中で、一部セントレアの便を名古屋空港に移すという案も聞いていたくらいでした。現在、名古屋空港からは9路線が就航しており、その全てはJALの子会社であるジェイエアーによるものです。仮に報道の通りにジェイエアー9路線全てが撤退ということになると、名古屋空港は一部の小型機・ビジネス機の利用を除けばほとんど自衛隊専用空港と言っても過言ではない状況になってしまいます。私が2ヶ月くらい前にジェイエアーの社長とお会いした際もジェイエアーとしては今後1年間で新機材を4機購入し、100人採用を増やすと言っておられたくらいなのです。
愛知県としては、5年前の県営名古屋空港開港の際、広島西空港にあったジェイエアーの本社を名古屋空港に移して頂いたわけで、今後とも共存共栄を図っていきたいとの想いから、この3月25日の県議会において、ジェイエアー本社として県が貸している空港フロアの賃料を年間8000万円ほど値下げする条例改正まで行ってジェイエアーの支援を打ち出していたところだっただけに、今回の報道はそのすぐ約1週間後のことで、私のみならず関係者全てが大きな驚きと衝撃を受けています。
私としてもすぐさま県に事実関係や対応について確認する等、努めているところですが、現時点では県も未だ情報収集の段階です。現時点で入手しております情報について、以下にまとめました。
愛知県 県としては4月3日の新聞報道が第一報だった。
現在、情報収集及び事実確認中。
全紙ほぼ一斉報道なので確度が高いかもしれないと考えているが、
現時点で事実確認は取れていない。
JALや国交省に問い合わせているが、返答は次の通り。
JAL 報道の件は決定していないし、公表もしていない。
国交省 一切聞いていない。
報 道 ある記者の情報では、発信源は東京の経済部か?
とすると、管財人の周辺からの話だろうとのこと。
ジェイエア JALからは全く聞いていない。
(ジェイエアは自ら路線を考える立場にないとの印象。JAL本社についてもその辺りの主導権は相当程度管財人側に移っている可能性が高い)
今後、県としては、事実確認を最優先に情報収集に努めるとともに、この問題は中部圏のみの問題ではないので、全国的な連携を視野に、国やJALに対しての今後どう対応していくか検討し、全力で対応したいとのことです。
小牧市、春日井市、豊山町の首長共同声明も8日に発表されましたが、私も地元選出の県議会議員として、地元の貴重な財産である県営名古屋空港の存続発展に全力を尽くしてまいりたいと存じます。
こうした問題は正式に決定発表されてからでは手遅れですから、先手で地方から強く声を発信していかなくてはならないと考えますので、県に対しては早急に行動するよう促してまいりますとともに、県議会として何ができるか相談してまいりたいと存じますので、皆様のご理解ご支援をお願い申し上げます。
以 上
